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2009年4月

つくばセンタービル by 磯崎新さん

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磯崎新さんのつくばセンタービルです。

今週の日経アーキテクトに載っていたので懐かしくなって久々に見学に行ってきました。

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アルミパネルにラスタータイル・・・確かに20数年経って見ても古臭く感じないですね。

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この建築には見るものの知識を試す数々の仕掛けがあります。

ちなみにこれはカンピドリオ広場の反転です。

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中心は噴水になっていますが元の広場では騎士像が経っています。

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こちらはノバホール。

鋸状の柱が特徴的ですね。 

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ノバホールの裏です。

基壇の石積みが西欧的なファサードを感じさせます。

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アネックスです。

ラスタータイルもこうやってみるとなかなかいいですね。

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計画当初は筑波学園都市の中核になる予定でしたが、現在、メインの座は大通りを渡った商業施設に奪われてしまい、ちょっと寂しい感じになっています。

都市計画って難しいですね。

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ちょっ蔵広場 by 隈研吾さん

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宝積寺駅の駅前にある「ちょっ蔵広場」です。

隈研吾さんの作品です。

波型のスチールプレートに大谷石を載せており、それを上下に重ねることで菱形の開口を生み出しています。

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部材ひとつひとつは複雑な形ではないのですが、集合体になるとおもしろい表情を見せてくれます。

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天井の見上げです。

写真ではペイントに見えますが、実際は白い部分がスチールプレートで黒い部分は穴が開いています。

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別棟のイベントスペースとWCです。

波型プレートのの角度を変えることにより菱形開口の形も徐々に変化させています。

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内部から見るとこんな感じです。

「素材」と「光」を強く感じる建築ですね。

やはりこの2つが隈研吾さんのテーマになっているようです。

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「GOEMON」試写会行ってきました!

江口洋介さん主演映画「GOEMON」の試写会に行ってきました。

世紀の大泥棒・石川五右衛門のお話です。

映像美に定評のある紀里谷和明さんが監督をされているということでそちらの方を期待して行きましたが、いやいや、決してそれだけではありません!

まずはその世界観。

秀吉が天下統一を果たした安土桃山時代を描いているのですが、お城や甲冑、衣装などのデザインが西洋とも東洋ともつかない、既視感のないものばかりです。

特にお城は日本建築とゴシック建築の融合されており、建築的視点からも十分楽しめました。

それに時代劇なのに誰一人ちょんまげ姿の人が出てきません。

靴もはいています。

そして、その物語性。

登場してくるのは織田信長、豊臣秀吉、石田三成、徳川家康、石川五右衛門と実在した人物ばかりなのですが、その関係性や出来事が史実と虚構をうまく織り交ぜながら、見事に一つのストーリーに仕上がっているのです。

もしかしたら本当にそうだったのでは?と思ってしまいます。

この原案も紀里谷さんが考えたようです。

う~ん、スゴイ人ですね!

そしてメッセージ性。

このように映像がキレイな映画は大抵それだけで終わってしまうものですが、この映画は「人間の底なしの欲望」や「戦うことの空しさ」そして「自由と責任」を描いています。

あと、江口洋介さんと大沢たかおさんの哀愁にあふれた演技は必見です!(T0T)

ボクは映画好きで、若い頃から洋モノ和モノ問わずしてたくさん観て来ましたが、この「GOEMON」はかなりレベル高いと思います!

けっこう海外でも評価されるのではないでしょうか?

よろしければお試しください(^^)/

※但し、戦いの場面などヘビーな映像がありますので心臓の弱い方はご注意です(**)

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大多喜町役場の公開プロポーザル見てきました!

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先週の土曜日に大多喜町役場の公開プロポーザルがありました。

既存の役場建物が老朽化してしまい、当初は建て替えの話もあったのですが、学会賞にまで輝いた今井兼次さんの作品を簡単に壊してよいのか?という議論が上がり、結局、改修と増築工事になりました。

派手な作りではないですが、見るほどに味わい深い建築です。

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これが湾曲梁です。

構造とデザインの合体ですね。

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今井さんはガウディの影響を受けてこの建物を設計したようです。

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そこかしこに有機的な意匠が見え隠れしています

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この建築に対してどのような解決策が提示されるのか興味深々です。

みなさん同じ考えなのでしょう・・・プロポーザル会場に行くと町民の方はまばらで、ほとんどがアトリエ系事務所の方と建築科の学生さんいうまるで講演会のような状態になっていました(^^;)

それもそのはず、最終選考に残ったのは今をときめく建築家の方々。

千葉学さん、妹島和世さん、中村拓志さん、ヨコミゾマコトさん、入江正之さん。

これだけでも見る価値ありです!

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結果は千葉学さんに決まりました。

シンプルで素敵な建築を作られる方です。

初めて拝見しましたがすごく優しそうでいい感じの方ですね。

今後のご活躍を祈っております!

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宝積寺駅 by 隈研吾さん

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これは何でしょう?

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答えは栃木県にある宝積寺駅の天井デザインです。

隈研吾さんの設計によるものです。

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近づいて見てみると・・・その一つ一つは合板をボックス型に作っているだけです。

その側面形状に高低差をつけることにより全体として波打つような視覚効果を上げています。

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そしてその間に露出型の蛍光灯を埋め込んでいます。

照明は通常、均等に配置するのが基本ですが、この程よいランダムな感じが躍動感を感じさせてくれます(^^)

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安価な材料を使いながらもこれだけ豊かな空間を作り出すことができるのですね。

しかも施工方法は決して難しくありません。

素材を活かす隈さんの技に脱帽です(^0^)

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チューリップ咲きました

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暖かい日が続きます(^^)

おかげで我が家の菜園ではチューリップたちが咲いてくれました!

野菜だけでなくお花を育てるのも楽しいものですね。

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微風車 by 菊川工業さん

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菊川工業さんの小型風力発電機「微風車」です。

昨日見学をさせてもらいました。

プロペラ式と違ってどの方向からの風も的確にキャッチすることができます。

その秘密は羽の断面形状とその軽量化。

(最近、問題があった風力発電機は重すぎが原因でした・・・)

しかも驚くのはその音です。

近づいてもほとんど何も聞こえません。

エアコンの室外機の方が大きいくらいです。

これならば住宅地においても問題ないでしょう。

小型だけあってこれだけで「一軒分の電気を・・・」というわけにはいきませんが、自然エネルギー利用が叫ばれる中、これは注目を集めそうです。

羽の色もいろいろあってカラフルです。

一家に一台いかがでしょう?(^^)

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広重美術館 by 隈研吾さん

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隈研吾さんの「広重美術館」です。

平屋の細長い建物で周りの風景に溶け込んでいます。

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外部が全て杉のルーバーで覆われています。

竣工当時は全体が木の色でしたが現在はすっかりあせてしまいシルバーグレーになっています。

ところどころコケが生えていたりします。

しかし、素材を重視した建築というものは時間の経過とともに「古美る」という付加価値が生まれてきます。

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実際の屋根として機能しているのはガラスの並み板でそれを上下とも杉のルーバーではさんでいます。

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エントランスに向かうアプローチです。

ここは雨が当たらないので竣工当時の木の色が保持されています。

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エントランスのアイストップにもルーバーが使われています。

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内部のロビーも外部と同じように天井ルーバーが使われています。

写真で見る限りでは内外の違いが不明瞭になっていていますね。

全体、境界の曖昧さが感じられていいです。

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展示室に向かう通路です。

天井は杉のルーバー、壁は和紙で間接照明になっています。

ここまでは撮影できます(^^)

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一部ルーバーにも和紙が巻かれています。

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展示室から出たところです。

ここも杉のルーバーと和紙の壁でできています。

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外部には「石の美術館」で見た芦野石が使われており、ここでも地元のものを使うということが意識されています。

全体が生の素材で構成されており建築の力というものを感じさせてくれます。

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お花見2009

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日曜日に家内とお花見をしてきました。

先週までは季節外れの寒さのせいか、桜は少ししか咲いていませんでしたが、今週末は気温が上がり、一気に満開となりました!

風もなくていい感じ(^^)

近所にある桜の名所は予想通りたくさんの人でにぎわっていました。

みなさんビールを飲んだりキャッチボールをしたりと、各々の楽しみ方でお花見に興じていました。

のどかなひと時です。

こうゆう平和な日々がなによりですね(^^)

桜さん、ありがとう!

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石の美術館 by 隈研吾さん

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隈研吾さんの「石の美術館」です。

地元・栃木県産の芦野石を使っています。

それ自体は単調なグレーの石なのですが、薄く積層させることによって表情のある建築になっています。

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エントランスはもともとあった倉を改装しています。

水に映る石の建物群がキレイですね。

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ところどころ窪みを付けており単調さを回避しています。

また、それらは内部から見ると光窓になっています。

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暗い石の空間に強い光を感じることが出来ます。

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時が止まったかのような静寂さです。

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石の茶室です。

石と木というシンプルな造りになっています。

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この細い柱は芦野石を焼いたものです。

倉だけの茶室だと寒々しいですが、この柱たちがあることにより空間に柔らかさが出ています。

石だけなのに不思議なものですね。

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石という素材の持つ強さを存分に感じられる建築です。

たぶん50年経っても古びた美しさを保っていられることでしょう。

これを見るとやはり自然素材を使わなくては・・・と痛感しました!

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ONE表参道 by 隈研吾さん

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隈研吾さんのONE表参道です。

表参道の交差点あたりから眺めると木の壁のように見えます

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しかし近づいて行けばそれが木製のルーバーであることはすぐにわかります。

さらにその奥には大型テラスがあったり、スカイラインの段差があったり、と建物の形が単純でないことにも気がつきます。

人が動くと見え方が変わる建築・・・いいですね。

このルーバーがケヤキの木とも相まって大通りから建物への境界を柔らかくしてくれています。

この「建築における境界の問題」は古今東西を問わず共通のテーマになっています。

固くするか、透明にするか、凸凹にするか・・・

そのうちのひとつの答えがこのタテ格子です。

これは木の文化圏、特有のデザインかもしれません。

向こう側を見ようと思えば見えますが、見る意識がなければ見えません。

人の意識によって変わる「曖昧な境界」なのです。

隈研吾さんはその他にもいつくもの境界をを作り出すことができる繊細な感覚を持った方だと思います。

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